有名な作家さんが書いた本や、長く続いている漫画雑誌があるとしましょう。
前者の場合は、その作家さんが書いた本だから、というネームバリューがあるために
とくに積極的に宣伝活動を行わなくても、ある程度の売上が見込めるはずです。
後者の場合、漫画雑誌そのものは長年続いていて、ネームバリューがあったとしても、
中の漫画を描いている漫画家さんは、その時期によって大きく異なるはずです。
昔好きだった漫画家さんも、いまはもうその漫画雑誌で連載をしていない可能性もあります。
そうなると、雑誌そのものに興味を持ったとしても、
それを買おうとまでは思わなくなることもあるわけです。
ライターの書く文章というものは、ネームバリューはほとんど無いといっていいでしょう。
文章を売るのが仕事ではありますが、それは消費者に対してではなく、
消費者へアピールをしようと考えている企業などへの仕事になります。
そのため、そのライターの名前を一部の企業が知っていたとしても
消費者にとっては何の影響もでないわけです。
そのため、ライターは、依頼者であるクライアントが求める文章、
さらにその先の、消費者が興味をもつような文章、
これら二つを常に頭に置きながら、文章を書いていかなくてはいけません。
ネームバリューが無いのですから、文章の質が悪ければ、相手にもされないというわけです。