第一章「文章の書き方」

8.手直しをする

読み直しをしながら、誤字脱字や言葉の誤りは直したはずです。
細かい部分を読み直しで修正したら、文章全体のチェックをしてください。

・テーマに沿った内容になっているか

最初はテーマに沿った内容になっていても、話が脱線しすぎて、まったくテーマとは関係のない文章になっていませんか?

テーマと関係のない話ばかりだと、散漫な印象の文章になってしまいます。
あまりにテーマと関係のない話は、削除する勇気も必要です。

・話の筋は通っているか

文章の最初から最後まで、話の筋が通っていますか?
話の筋が通っていないと、意味がわからない文章になってしまいます。
結論はAと語り始めたはずが、途中でBになり、最終的にCになって終わってしまうと、何が言いたいのかわからない文章になってしまいます。

「今日は、残念なお知らせがあります。
皆さんに紹介しようと思っていた新商品のサンプルを、○○さんが壊してしまいました。
○○さんはサンプルを直そうとしましたが、直すどころか壊してしまって、みんな大喜びです。
○○さんも、サンプルを壊して反省しています」

このように、話の筋が通っていない文章はわかりにくい文章です。
残念なお知らせだと書き始めているのに、途中でみんなが大喜びをしているという言葉が出てくると、読み手は「何故、みんなが大喜びしているのだろう?」と意味がわからなくなってしまいます。

さらに、サンプルを壊して反省している○○さんの話で終わってしまうわけですから、この文章が何を伝えたい文章なのか読み取ることができません。

読みにくい文章になっていないか。

文章を読み返したときに、引っかかりを感じる文章になっていませんか?
読みにくいなと感じる部分は、読みやすい文章になるように修正しましょう。

文章を最初から最後まで読んで、内容がわかりにくい文章になっている場合は、理解しやすい文章に直してください。
違う表現の言葉に置き換えたり、言い回しを変えるだけで文章の印象が変わります。

このようなことに注意して、文章をもう一度読み直してみましょう。
読み直しと修正のポイントは、「わかりやすい文章になっているか」です。
読み手にとってわかりやすい文章になっているかをチェックしながら、読み直しをしてください。
修正をするときも、わかりやすい文章になるように心がけましょう。

文章を書くときには、自分の書きやすい題材を選び、最後まで書き上げてください。
文章は書き上げなければ、書いたことにはなりません。
文章を最後まで書くことを何度も繰り返すことで、書くことに慣れていきます。
上手く書こうとする必要はありません。
最初は、最後まで書き上げることを目標にしましょう。

まずは、日常の中から文章のネタを拾えるものにチャレンジしてみてください。
短くても良いので、毎日書いているうちに文章を書くという行為に慣れてきます。

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