第三章「読みやすい文章を書くコツ」

3.接続詞に気をつける

第二章2.どんなことでもいいから書いてみるでは、書きたいことを書き出すという作業をしました。
これは、書きたいと思うことや、その日あった出来事を書き出して、書き出した文章と文章を繋げるというものです。

箇条書きでも良いので、とにかく文章の元になるものを書き出して、後からそれを繋げていくことで一つの文章にします。

このときに、接続詞を使ったはずです。
接続詞とは、「だから」「しかし」「でも」などの文章と文章を繋げる役割をする言葉のことです。

「会社で新商品の会議があった」
「サンプルが間に合わなかった」
「サンプルは会議中に届いた」

今日あったこととして、この3つを書き出したとします。
書き出した3つの文章を繋げるときに、接続詞を使って繋げてみましょう。

「今日は、新商品についての会議を行いました。
でも、会議にサンプルが間に合いませんでした。
でも、サンプルは会議中に届きました。」

「でも」という接続詞を使うことで、文章が出来上がりました。
しかし、何かおかしいと感じませんか?

これは、「でも」を連続して使っているからです。
同じ接続詞を連続して使ってしまうと、読みにくい文章になってしまいます。

「今日は、新商品についての会議を行いました。
しかし、会議にサンプルが間に合いませんでした。
でも、サンプルは会議中に届きました。」

今度は、「でも」を一つ「しかし」に変えてみました。
接続詞を使って文章を繋げるときには、同じ接続詞を連続して使わないようにするだけで読みやすくなります。

文章を書くときには、同じ接続詞を続けて使わないように気をつけてください。
「でも」「でも」「でも」と同じ接続詞ばかり使うと、文章は読みにくくなるだけでなく、内容もわかりにくくなってしまいます。

これは、接続詞が多すぎても同じです。
接続詞が多すぎると読みにくい文章になってしまいます。

「今日の新商品についての会議に、サンプルが間に合いませんでした。
でも、サンプルは会議中に届きました。」

「今日は、新商品についての会議を行いました。しかし、会議にサンプルが間に合いませんでした。」の部分を一つの文章にまとめるだけで、文章がすっきりします。
文章を書くことに慣れてきたら、接続詞で文章を繋ぐのではなく、文章を一つにまとめられないか考えてみてください。

接続詞だけで書き出した文章を繋いでいくよりも、まとめられる文章を一つにまとめることで文章は読みやすくなります。
接続詞は必要なときにだけ使うようにしましょう。