第四章「文章をチェックする」

2.人に読んでもらう

文章を声に出して読んで修正した後、できれば誰か他の人に読んでもらってください。
人に文章を読んでもらうことは、声を出して文章を読むこと以上に恥ずかしいことですが、 自分で読み返す以上に役立つことです。

ホームページに載せる文章は、自分以外の人に読んでもらうために書くものです。
他人が読んだ時に読みやすく、内容がわかりやすい文章を書かなければいけません。

自分で何度も読み返して完璧な文章になったと思っていても、他人が読んでみると読みにくかったり、わかりにくかったりすることがよくあります。
自分のための文章ではないですから、自分以外の人に読んでもらうことが一番です。

自分で読み返すときには、誤字脱字や文章の間違いを脳が補完してしまうことがあります。

小さな間違いは自分では気がつきにくいものですから、誤字脱字や文章の間違いなども自分以外の人にチェックしてもらってください。

勇気を出して、友人や家族に自分が書いた文章を読んでもらうことが大切です。
言葉の間違いや誤字脱字以外にも、文章の肉付けが足りずに状況がわかりにくかったり、意味がわからない文章があれば指摘してもらってください。

文章を読んでもらう相手は、お世辞を言わない人にしましょう。
正直に間違いを指摘してくれる相手を選んでください。

間違っている部分を指摘してくれない相手を選んでしまうと、読んでもらう意味がありません。
間違いを指摘されたときには、怒ったり、相手を責めたりしないようにしてください。
素直に修正する気持ちを持って、文章を読んでもらいましょう。

3.アドバイスをもらう

2.人に読んでもらうに通じることですが、読んでもらったときにアドバイスをしてもらうようにしてください。
アドバイスをしてもらうなら、プロがいいと思うかもしれません。

しかし、友人や家族のアドバイスもとても役に立つものです。

ホームページやブログに載せた文章を読むのは誰でしょうか?
文章のプロに読ませるために書いたものではないはずです。
一般の人に向けて書いた文章であることがほとんどです。

ということは、プロではない人が読んだときにどう思うかがポイントになります。

友人や家族が読んでおかしいと思う点は、ホームページやブログを読んだ人もおかしいと思うはずです。
友人や家族はホームページやブログを読む人に近い存在ですから、友人や家族の意見は文章を読みやすくする上で役に立つものです。

友人や家族がわかりにくい、読みにくいと感じる部分は、ホームページやブログを読んでいる人も同じように感じる部分なのです。

自分以外の人に文章を読んでもらったときには、まず、間違っている部分やわかりにくい部分、読みにくい部分を聞いてください。

そして、どうしたら文章がわかりやすくなるか、読みやすくなるかのアドバイスをもらいましょう。

アドバイスは簡単なものでかまいません。
難しく考えずに、思ったことを言ってもらいましょう。

「どんな状況かわからない。 「いつ」「だれ」がしたことなのか書いたらどう?」

「でも、でもばかりで読みにくい。 他の言葉にならないの?」

このような簡単なことでも、文章をわかりやすく、読みやすくするヒントになります。
ヒントを元にして文章を直していくと、誰にとってもわかりやすく、読みやすい文章を書くことができます。

アドバイスやヒントをもらって修正した文章は、もう一度、同じ人に読んでもらってください。
そして、修正部分が本当にわかりやすくなっているのか、読みやすくなっているのかをチェックしてもらいましょう。

プロに読んでもらって、アドバイスをもらうことは非常に役立つことです。

プロの視点で文章をチェックしてもらうことで、今までわからなかった弱点や欠点に気がつくこともあります。

しかし、友人や家族など身近な人のアドバイスの中には、プロが気がつきにくい率直な意見が含まれています。
なるべくたくさんの人に文章を読んでもらって、アドバイスやヒントをもらってください。

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