第5章「上達するために」

3.同じジャンルのホームページをチェックする

役に立つのは、プロの書いた文章だけではありません。
同じジャンルのサイトをチェックすることも、文章を書くヒントになります。

インターネットに書く文章が紙媒体の文章とは違うということは第三章8.改行を入れるで説明しました。
インターネット上で読みやすい文章というのは、紙媒体で読みやすい文章とは少し違います。

その違いには、紙媒体の文章を読んでいるときには気がつきにくいものです。
インターネット上の文章を上手く書くコツは、インターネットにあります。

同じホームページをチェックしてください。

そして、そのホームページの文章が読みやすく、わかりやすいものだった場合は、文章の書き方を観察してみましょう。

  • 改行位置
  • 見出し
  • 文字の大きさ
  • 文字の色
  • デザイン

観察ポイントは、他にもたくさんあります。
インターネット上の文章は、見た目にも注意を払わなければ読みやすく、わかりやすいものになりません。

ホームページに並んでいる文章を見たときの印象も大切です。
句読点が正しく使われていても、改行がなく、ずらずらと繋がった文章だと読みにくくなってしまいます。

「観察ポイントは、他にもたくさんあります。インターネット上の文章は、見た目にも注意を払わなければ読みやすく、わかりやすいものになりません。ホームページに並んでいる文章を見たときの印象も大切です。句読点が正しく使われていても、改行がなく、ずらずらと繋がった文章だと読みにくくなってしまいます。」

これは、上の文章を改行なしにしたものです。

改行があるかないかで、かなり印象が違うことがわかるでしょう。
四行程度なら、改行がなくても読もうという気持ちになるかもしれませんが、このように改行のない状態が二十行、三十行と続いたらどうでしょうか?

きっと、読みたいとは思えないでしょう。

インターネットでの文章は、ちょっとした気遣いで読みやすくなります。

同じジャンルのホームページを見て、読みやすい文章がどのような文章なのか研究してみてください。

インターネット上で文章を上手く書くためのヒントは、文章を上手く書いているホームページにあります。

4.語彙を増やす

言葉を知らなければ、文章は書けません。
それは、文章は言葉を使って作り出していくものだからです。

語彙を増やすと言うことは、自分の中の言葉を増やしていく作業です。
文章を書くときには、自分の中の言葉を使って書きます。
と言うことは、自分の中に言葉がたくさんあると書きやくなるということです。

知っている言葉が少なければ、少ない言葉しか使えません。

しかし、たくさん言葉を知っていれば、たくさんの言葉を使って書くことができるのです。

たくさんの言葉を使って文章を書けると、バリエーション豊かな文章が書けます。
ホームページに載せる文章も、「日記に適した文章」「商品説明に適した文章」「会社概要に適した文章」と書き分けることができるようになります。

語彙を増やすには、たくさん文章を読むことです。
2.本や新聞を読むでも説明しましたが、文章を書くためにはインプットしてく作業が重要です。

語彙も、本や新聞を読むことで増やしていくことができます。
できるだけたくさんの文章を読んで、自分の中の言葉を増やしていってください。

しかし、気をつけて欲しいことがあります。
語彙を増やしたからといって、何でも使おうとしないでください。
語彙を増やしていくと、新しく覚えた言葉を使いたくなります。

難しい言葉ほど、使ってみたくなるものです。
それは、難しい言葉を使えば、文章が上手くなったような気がするからです。

上手い文章とは、読みやすく、わかりやすい文章です。
難しい言葉を使って、難解な文章を作っても上手い文章とは言えません。

覚えた言葉は、文章をわかりやすくするために使ってください。
自分の中にある言葉から、伝えたいことを的確に伝える言葉を選んで使うようにしましょう。

言葉は、文章を難解にするために使うものではありません。
自分の伝えたいことを、相手にわかりやすく伝えるためにあるものです。

文章をわかりやすくするために語彙を増やしてください。
言葉を蓄えていけば、同じ言葉を使うことや言い回しを使うことが減ります。

リズム良く文章を進める言葉を選ぶこともできるようになるでしょう。
語彙を増やして、読み手にやさしい文章を書くことを目指してください。

5.上手い人の真似をする

本を読んだり、新聞を読んだりしているうちに、「この人は上手い!」と感じる人が見つかるはずです。

上手いと感じる人が見つかったら、その人の真似をしてみてください。
上手い人の真似をすることで文章は上達します。

真似をするといっても具体的にどうすれば良いのかわからない人は、自分が上手いと思う人の文章を書き写してみてください。

用意するものは3つだけです。

  • 上手いと感じる人の本
  • ノート
  • ペン

この3つを用意したら、本をノートに書き写していきましょう。

パソコンがあるんだから、パソコンを使って書き写していけばいいじゃないか。

そう思うかもしれません。

しかし、手書きすることに意味があります。
パソコンを使って文章を書き写しても、内容が頭に残りにくいのです。

手を使って書くことで、頭の中に文章が残ります。
句読点の使い方や表現方法が身についていきます。

面倒でも「本」「ノート」「ペン」を用意して、文章を書き写してみてください。
書き写すときには、自分が苦手としている部分や、上達したい部分を意識すると効果が出やすいでしょう。

句読点の使い方が苦手なら、句読点の使い方に注目しながら文章を書き写してください。
表現方法やリズムを身につけたいなら、表現方法やリズムを意識して文章を書き写しましょう。

文章は書くことで上達します。
人の文章を書き写すことも、書くことに含まれます。
少しずつでかまいませんから、一冊、二冊と書き写していって欲しいと思います。

全部を書き写すのが無理だという場合には、上手いと感じた部分のメモを取りましょう。
本や新聞を読んでいて、「いいな」「上手だな」と感じた部分をメモしてください。
心に残るフレーズや表現もメモしておきましょう。

手書きすることで、記憶しやすくなります。

普段から、紙とペンを持ち歩いてください。

真似したいことがあれば、その紙とペンを使ってメモをしましょう。
文章の書き方は、上手い人から学ぶことができるのです。

上手い人の真似をする中で、一つだけ注意して欲しいことがあります。
気に入ったからといって、人の書いた文章をそのまま使わないようにしてください。

メモをするのは、参考にするためです。
そのまま使うためではありません。
上手い人の真似をして、自分なりの文章を書き上げてください。