読む側の心にとどく文章

何か文章を読んでいて、楽しい文章だなとか、
面白い文章だな、と思うようなものに出会うことがあるでしょう。
これは書く側の文章力が非常に高いことを現しています。
読む側の人のことを考え、楽しませることを目的として考えていれば、
まさに狙い通りというわけですね。

多くの人が読む場合、どれだけたくさんの人を
楽しませることが出来るかが重要になってきます。
たとえば、小学生や中学生のころ、校長先生の話が長い!
と、感じたことのある人も多いことでしょう。
数多く聞いた校長先生の話の中には、
ひとつぐらい覚えている言葉などはないでしょうか?

もしあるとすれば、それはかなりいい話だったに違いありません。
大人なら理解できる内容であっても、子供にとっては面倒な時間としか
思えなくなってしまうからです。
それを、子供を楽しませるような話が出来たとなれば、その話は成功なわけです。

そんな文章に出会えたら、楽しくて仕方が無いはずです。
そのためにも書く側は読む側の気持ちを理解し、
心にとどくような文章を書くように心がけるのが大切ですね。

自分の書きたいことを書くのではなく、相手が読みたいものを書く、
これは簡単なようで、実はかなり難しいことなのです。

長ければよいわけではない

皆さんは小さい頃から、何か機会があるごとに
文章を書くことを経験していると思います。
学校で作文を書いたり、レポートを作ったりというのはもちろんですが、
普段友だちと手紙やメールをやりとりするといったようなことだって
文章を考えて書く、といった行為のひとつといえます。

これらの文章は、自分の考えていることを相手に伝えたいと思えば思うほど、
書くことに必死になってしまうことがあります。
最後まで書き終えたときに、その文章がおもいのほか
長文になっていたという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

書いている方としては、全部を書き出したことですっきりするかもしれませんが、
これでは相手に読ませる文としては、あまり出来が良いとはいえません。
たとえばあなたが誰かと向かい合って直接何かを話す機会があったとして、
お互いが思っていることや感じていることを、ひとつ残らず全て伝えているでしょうか?

全体的な話の流れから、一部の考えを聞くことで、相手の考え方が
予想できる部分もあるでしょうし、
それを自分も感じるからこそ、省略している部分もあるはずです。

書いて文章を伝える場合も同じことです。
全てを書こうとしないで、ある程度要点を絞ることも大切なことなのです。