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ハロウィンは、日本でもここ数年人気が出てきているイベントのひとつです。

ところが2018年度には、渋谷でのハロウィンで暴徒化した人々のニュースが報道されてしまったこともあり、ハロウィンって本来はどんなイベントなの？って考えさせられた方も多かったようです。

このように一部の人々が暴徒化してしまった渋谷のハロウィン報道を観て（ん？これハロウィンと違うよね？？）

と感じつつ、ハロウィンの本当の意味を知りたいと感じた方も多いと思いますので調べてみました。

ハロウィンの由来って何だろう

そもそもハロウィンとは、アングロ・サクソン系民族の祭日であると記述されています。

アングロ・サクソンの祭日ともなると、ますます遠く離れた異国の雰囲気が漂ってきますが

『キリスト教の万聖節の前日にあたる10月31日がハロウィンの本番で、この日は古代ケルト人が先祖供養する日』

というのが、本来のハロウィンを迎える意味なのだそうです。

ハロウィンでは仮装をした子供達が「トリックオアトリート」という台詞を連呼しながら、家々を訪問して練り歩くことでも知られています。

これは「おやつをくれないといたずらしちゃうよ」って意味だそうで、なんとも可愛らしい要求です。

仮装をした子供達は、死者＝先祖の霊に扮しているのだそうで、来訪された家ではお菓子をあげることで先祖の供養をするという意味が、この一連の行動には込められているとのこと。

先祖供養こそが、外国などで目にしているハロウィンの由来ということで、2018年に日本のハロウィンで起こったような、目を覆いたくなる迷惑行為が横行した渋谷ハロウィンとは、残念ながら似て非なるもののようです。

奇抜な仮装をしてインスタグラムにあげて承認欲求を満たしたいとか、みんなで暴徒化して日頃できない事をやりたいという姿は、そもそも本来のハロウィンの精神とは大きくずれている行為だったわけです。

ニュースのインタビューでも、地元の商店街が早くから店じまいしたり、器物破損されて怒っていたり、仮装集団が怖かったとおっしゃっていた方が多く・・・ある意味でこちらの暴徒化したハロウィンの方は、本物の悪霊と化しているカオスな状態だったようです。

日本は大地震があった時にも、節度を守る礼儀正しい人種だと海外では好意的に報道されていたので、外国の人達はこのように暴徒化した日本のハロウィン映像を観てとても驚いたのではないでしょうか。

（写真を撮って楽しむまではまだ良いとしても、警察が出動して鎮圧をされているようなハロウィン風景はありえない行為であり、本来は静かに霊を弔うって方向のイベントなのですよ！！）って、眉をしかめたかもしれません。

一方では地域密着のハロウィンも生まれている

反対に日本のハロウィンでも「カワサキハロウィン」などは、秩序が保たれた素晴らしいイベントとして有名だそうです。

ただしそこには、地元の人々の介入があり、金銭的な徴集やルールもあるとのことです。

その結果、カワサキハロウィンは地元民も盛り上げている楽しいイベントになってきたのだそうです。

他人に介入されると自由がなくなり面倒な面もあるかもしれませんが、自由を履き違えると好き勝手し放題なイベントにもなってしまうわけですし・・・なかなか難しいものです。

ただ日本でも、本家と同じくハロウィンという名称を使う以上は、安全面にも配慮が成されるようにきちんとした対応や工夫をするべきイベントでしょう。

そしてせっかくならば日本発のハロウィンとしても、長く後世に残り人々に歓迎されるような意義のあるイベントに育てていくことができれば良いですね。