
依頼主から「女性の立場で」や「既婚女性の目線で」など、「●●目線で」と依頼されることは多いですよね。
でも結婚したことがないのに「既婚女性の目線で」なんて言われると、どうやって記事を書いたらいいか頭を悩ませることになります。
そんな時はどうしたらいいのか、具体的な対策を考えてみたいと思います。
「独身女性」「既婚女性」の目線を想像する
例として「独身女性」「既婚女性」を挙げてみましょう。
自分が独身なら「独身女性」の目線で考えるのは簡単です。でも「既婚女性の目線で」と言われると、戸惑ってしまいますよね。
そんな時に駆使したいのが「想像力」です。自分は独身だけど、結婚していたとしたらどう思うか、また他の既婚女性ならどう思うか、想像力をフルに働かせます。
例えば「結婚相手に希望する条件とは?」という記事があったとします。
独身女性の目線なら年収や金銭感覚の一致、長男じゃないなど「結婚相手に希望する条件」をいくつか考えられますよね。
それが「既婚女性の目線」となると、既に結婚して相手がいる状態なので、独身女性の考える条件とは違ってくることが想像できます。
年収や長男かどうかよりも、家事に協力的だったり、子育てを一緒になって頑張ってくれることだったりと、よりリアルな「結婚相手に希望する条件」が出てくるはずです。
そのような記事を書く場合、「もし自分が結婚してたとしたら……」と想像力を膨らませることが大事になります。
「男性の目線」を想像する
恋愛ネタの記事を書く場合、女性目線だけではなく「男性目線」も必要になります。
独身女性×独身男性、独身女性×既婚男性、既婚女性×既婚男性、既婚女性×独身男性など、記事によっては組み合わせも変わってきますよね。
例えば「彼女に作ってもらいたい料理ベスト5」という記事があったとします。
対象が「独身女性と独身男性」だった場合、両方の目線が必要となります。
独身女性の目線なら、肉じゃがやカレー、ハンバーグなど、男性が好きそうな料理について考えることができます。
それが「独身男性の目線」となると、「独身男性が彼女に作ってもらいたい料理って何だろう?」と考えることから始まります。
カレーやハンバーグが上位に入っていたとしたら、「なぜ独身男性はカレーやハンバーグを彼女に作ってもらいたいのだろう?」と考えます。
そこまで考えると「子供の頃から大好き」や「彼女の料理の腕前を知りたい」など、男性の目線を想像することができますよね。
女性だけではなく、男性の目線で考え、想像することも時には必要です。
情報収集も忘れずに
もし「上手く想像できない」という場合は、インターネットで情報収集をしましょう。
「育児について困っていること」など、自分には子供がいないからわからないような場合、ママさん向けのポータルサイトをいくつか読んでみれば、その手の話題は常にあります。
また身近に育児をしている友だちや家族がいるなら、その人たちに聞いてみるのもいいでしょう。
想像力で補えないところは、情報収集をして補うことができます。
最後は演技力がモノを言う
独身女性や既婚女性、独身男性などの目線が想像できたら、次に必要なのは「演技力」です。「独身男性になったつもり」で、演技した文章を書くことが重要です。
どんなに細かく想像できても、文章に反映されていなければ意味がありません。
記事を書いている間だけ、「自分とは違う別の誰か」になりきる必要があります。
「演技力と言われても……」と思う人も多いとは思いますが、実際に記事を書いていると自分でも知らないうちに「誰かになりきっている」ことってありますよね。
「演技しなくちゃ!」と肩に力を入れるのではなく、「私が男性ならこう思うだろうな」ということを考えながら記事を書くことで、たいていのことは文章で演技することができます。
時には自分が思っていることとは正反対のことを書く必要もありますが、そんな時には自分という存在を消して、演技派女優(俳優)になったつもりで文章を書くのがおすすめです。
まとめ
ライターを悩ませる「●●目線で」という依頼。「●●」が自分とあまりにもかけ離れていると、記事を書く手が止まってしまうこともありますよね。
想像力をフル回転させて考えて、可能であれば情報収集をして、最後に思いっきり演技力を発揮することで、「●●目線で」という依頼も難なくこなすことができるようになります。
「●●目線で」と依頼されて困ったときに、この記事がお役に立てれば嬉しいです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。