テーマが地球温暖化!? 死!? 思わずお手上げしたくなる、難しいテーマの記事を書くには

筆者は、専門性の高い記事や公序良俗に反する記事でなければ、割と「来客拒まず」の姿勢で記事を受注しているため、時々とんでもない壮大なテーマの記事作成を託されることがあります……。

例えば地球温暖化や環境汚染のこと、死について、遺産相続トラブルや介護トラブル、借金トラブルの記事等々。

もちろんそれらについて普段から真摯に考えていれば、記事作成を依頼されてもへっちゃらなのかもしれませんが、筆者は普段目先のことしか考えないシンプルな脳みそしか持っていないため、こんな時どどーんと肩の荷が重くなってしまうことがあります。

こんな時に筆者がまず何をするかというと、自分と縁遠いテーマを「身近なテーマ」に引き寄せる作業です。

目次

他人ごとを「我がこと」に

自分と縁遠いテーマについて何か記事を書かなければならない時は、他人ごとを「我がこと」に変えてしまうのが一番。そのためテーマが難しければ難しいほど、上記のような「もし私だったら~」のシミュレーションを実際にしてみて、リアルに「自分の問題」として考えられるようにしていく作業が必要になります。

もし私が農家で地球温暖化や環境汚染の影響を、ある日強く受けるようになったら……。
もし家族が明日死んでしまったら……。
もし私と家族が遺産相続や介護のトラブル、借金トラブルに巻き込まれたら……。

私はどんなことを知りたいだろうか?

こんな視点で、そのテーマに関する情報を片っ端から収集し、最低限その問題を語る時に必要な知識を身に着けていくのです。

クライアントの問題意識・使命を探る

また書く記事のテーマが重ければ重いほど、そこには現代社会が抱えている何らかのひずみや問題がたくさん隠されています。そのため、必ずクライアント様の「問題意識」と「使命」を感じとり、把握することが必要になってきます。

現代社会が抱えるひずみや問題に対してクライアント様がどんな「問題意識」を持ち、クライアント様がどんな「使命」を担い、どうやってその問題を「解決」に導こうとしているのか。

WEBライターは「代理」という立場からしかテーマを扱えないため、重いテーマであればあるほど、クライアント様の情報や社会的なスタンスを把握することが何よりも頼りになってきます。

パソコン

不得意分野を書くときに気をつけていること・3つ

2016.03.24

読者にわかりやすい記事を

上記のようにシミュレーションを行い、クライアント様の問題意識と使命を把握すれば、後は執筆!です。

この執筆で大事になってくるのが、「読者にわかりやすい記事を作る」という作業です。クライアント様の思いをぶつける「熱い記事」は魂が揺さぶられ、読者の感情を揺さぶる効果があるのですが、本当に読者を動かす力があるのは「クライアント様の企業活動への理解」と「賛同」だと筆者は思っているからです。

「へえ~、いつものやり方をちょっと変えるだけで社会貢献になるのか!
だったらここにお願いしてみようかな?」

……とか、

「予算が同じくらいなら、信用できるところにお願いしたいな~。
ここなら信用できそう!」

……または、

「予算的にはちょっと高いが、この会社を応援したい!」

……とか。

具体的には読者にこんなことを思ってもらいたいという意識で記事を書いています。

最初は「荷が重すぎる……」と感じていた重いテーマも、こんな取り組み方をするようになってからは大分楽になりました。

ぜひ、こんなこと頼むのは大変だろうな~という内容の記事でも、まずは記事作成代行ドットコムへご相談くださいね。
(ちなみに重いテーマでの記事をご依頼いただく場合は継続でご依頼いただけると、ライターの知識量が増え専門性が高まり、かつ記事作成がこなれてスピーディーになるためお勧めです)