榎原怜子 Ebara Reiko

転職を検討している方のほとんどは、在職する企業に対して何らかの不満や転職する理由があるはずです。人間関係や給与などの待遇面、仕事内容が自分に合わないなど、さまざまなものがあるでしょう。

自分の思う通りに転職するのは良いのですが、転職するなら成功させたいと思いませんか？転職することが珍しくない今、具体的に求人を探すには自分を知ることが重要です。

どんな風に自分を知るのか、はじめに自分を振り返ることから解説していきます。

自分がどんなタイプなのか振り返り整理する

自分の長所や短所、それにコミュニケーションスキルやその他の特性など、意外と自分自身では知らないことが多いです。人から言われて初めて気づくこともあります。

社会人になっても自己分析はとても大切な要素で、怠ると社内でうまくコミュニケーションが取れなかったり、ミスマッチだったと後悔したりすることにつながります。

自分がどんなタイプなのか知るには、家族や友人に相談するのも良く、もし可能であればキャリアアドバイザーに相談するのも良いでしょう。

なぜ振り返りが必要なのか

自分を理解することは、自分の本当の気持ちや行動パターンなどを把握するとともに、他者との関わり方も考える良い機会になります。

例えば、上司から指摘を受けたとき、素直に受け止める姿勢はあるでしょうか。その時の上司がなぜ指摘したのか、気持ちや考えを汲み取ることはできるでしょうか。

その他、情報収集やデータ分析が得意・不得意、人と話すのが好き・苦手なども考えてみてください。

これらは振り返りのほんの一部ですが、働く上でとても重要なポイントです。また、1人で黙々と働く方が合っている、チームで協力して働く方が合っているなど働き方を把握することにも役立ちます。

加えて、転職先の業界や職種を絞り込むにも関係が深く、自分の足りない部分をスキルアップすれば、より仕事の幅を広げることにもつながります。