山中　亮路 やまなか　りょうじ

2020年は新型コロナウイルスの流行し開幕から世界的に混乱を招いております。国によっては、ロックダウン（都市封鎖）が行われ日本でも緊急事態宣言がされ自粛の日々です。

感染拡大を防ぐためには、外出自粛をする必要があることは間違いありません。しかし、その自粛によって日本経済がリーマンショック時以上の大打撃を受けている状況です。

では、このまま自粛を続けていくと経済はどうなってしまうのでしょうか？

業種一つ一つの観点から考えるとすでに回復不能なほどのダメージを受け、倒産している会社も多いです。特に、飲食店、娯楽施設、観光などは火の車でしょう。

2020年5月現在、緊急事態宣言が県によっては解除されてはおりますが、指定都市はまだまだ解除ができません。解除されて国民の自粛意識が下がれば再度新型コロナウイルス感染者が爆発的に増えてしまう可能性もあるのです。

感染拡大防止のためには自粛をしなければなりませんが、自粛が長引いてしまうと経済が破綻してしまう、、、、、その感染拡大防止と経済対策のバランスが非常に重要になってくるのです。

感染拡大防止のため自粛は必ず必要。では経済対策はどうすればいいのか？

新型コロナウイルスはわかっていない部分の多い未知のウイルスです。様々な憶測が１人歩きしている状態で正しいことはまだだれもわかっていないのです。そのためもちろん用心にこしたことはありません。

実際、世界的にかなりの人数の死者と重症者がおりますので恐ろしいウイルスであることは間違いないのです。

ただし、必要以上に恐れて経済活動を全く止めてしまうと経済破綻を起こしてしまう可能性もあります。まずは、新型コロナウイルスの今わかっている正しい知識を持って対策をすれば必要以上に自粛する必要はないかと思っております。

自粛する部分は自粛をしていれば、無駄な部分での経済損失を防ぐことができます。新型コロナウイルスの正しい知識を持つ、これが個人レベルでできる感染拡大防止と経済対策の第一歩なのです。

新型コロナウイルスの正しい知識

新型コロナウイルスの感染は、飛沫感染と接触感染であると考えられています。また、手などの皮膚の上からは感染しないことがわかっており、粘膜からの感染のみとのことです。

まず注意すべきは飛沫感染。飛沫感染はくしゃみや咳からでるつばなどから移ることをいいます。そのため今マスクが重要視されています。

専門家によっては、マスクには意味がないと考えている方もいます。しかし、新型コロナウイルスは空気中ではそれほど長く生きられず空気感染をするわけではありません。新型コロナウイルスが含まれたつばが鼻や口などの粘膜に入ることにより感染するわけですから、それを物理的に防ぐことができるマスクは非常に効果的であるという考えが主流です。

次に接触感染。これは新型コロナウイルスに触れた手で粘膜を触っておこることが一番多いでしょう。そのため、いかに手の消毒が大事なのかがわかるはずです。

新型コロナウイルスは、現状飛沫感染と接触感染でのみ感染が確認されており、空気感染（ウイルス単体で空気中を浮遊し感染すること）はしないことがわかっております。そのため、飛沫感染と接触感染への対処を怠らなければいいのです。