記事を書くときに、一番気になるのが文字数ですよね。
指定の文字数より多く書いてしまった場合は、削れるところを探して削りますが、厄介なのは文字数が足りない場合です。
1500文字以上という指定なのに、1000文字しか書けないときには焦ってしまいます。
今回は文字数を増やす方法について考えてみました。
目次
まず見直したいのが、専門用語を使いすぎていないかということです。
医療系や健康食品の記事などは、どうしても専門用語が多くなりがちです。
でも、専門用語ばかり使っていたら、知識がない人が読んでも意味が伝わらないですよね。
書き手の自分は、下調べをしているから知っている言葉でも、その記事を初めて読む人にとっては「???」というマークが頭に浮かんでしまうことも。
「自分が知っていることは他の人も知っているだろう」という思い込みは危険です。
そんなときは、まず専門用語をもっと簡単で、わかりやすい表現にできないかを考えます。
その分野に詳しくない人でもわかりやすいように、かみくだいた表現にすることで、記事の内容も読み手の頭に入りやすくなります。
誰が読んでもわかりやすいように、丁寧な表現を心がけると、文字数もその分増えるので、一石二鳥です。
ある一つのテーマについて、10を完成形だと仮定してみます。
10のうち、すべてに情報を盛り込んでしまうと、読み手にとっては疲れてしまう文章になります。
でももっと文字数を増やさないと10にならない、というときは、まとめの文章を3割くらいのボリュームにしてみましょう。
10のうち、7は読み手に伝えたい情報を入れて、残りの3を上手く分配してそれぞれの段落のまとめを作ります。
たとえば、
リード……1
情報A……2
まとめ……1
情報B……2
まとめ……1
情報C……2
全体のまとめ……1
など、情報Aと情報Bの間に、簡単なまとめの文章を入れると、記事もわかりやすくなり、文章量も増えるのでおすすめです。
文字数を増やすときに、一番簡単な方法が「具体的な例を入れる」というものです。
文章ばかりがダラダラと続いていると、読んでいる方も飽きてしまいます。
また、具体例がないとイメージがしにくいので、記事を読む人が最後まで読んでくれない可能性もあります。
たとえば「年収300万円」という言葉を、具体例を出して説明してみます。
・年収300万円の場合
→月収20万円×12ヶ月=240万
→賞与が月収の1.5ヶ月分×2回=60万
このように、ざっくりとした箇条書きでもいいので、具体例を出してみましょう。
そうすると、イメージも湧きやすいしわかりやすくなりますよね。
読み手にとって親切な文章を書くことを心がけていれば、自然と文字数が増えるはずです。
文字数がオーバーしているときも苦労しますが、書けることをすべて書いた上で文字数が足りないと、悩んでしまいますよね。
そんなときは「読み手にとって最も親切な文章」になるように、記事の構成を見直してみると、意外と簡単に文字数を増やすことができます。
文字数で悩んでいる人に、この記事が役に立てれば嬉しいです。