近年はウェブでの仕事が増えることで、ライター業を営む人は一気に増えました。在宅で仕事ができるためフリーランスの中でも人気がありますが、収入が安定せず少ないなど課題も多くなっています。今回はそれら課題に迫りつつ、ライターの今後の目標について確認していきましょう。
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ウェブライターの需要は常に高い傾向にありますが、年々質の高い記事が望まれるようになっており、最近は増えすぎて飽和状態になったライター人口が見直される時期になっています。おおきくはふたつに分かれる傾向にあり、ウェブライターとして活動しつつもその仕事ぶりはごく限られ、ひと月に数千円程度稼ぐ「こづかい型」、自身の文章力を活かして記事単価の高い仕事を多く引き受け、高い報酬を得る「フリーランス型」がみられます。呼び方はさまざまですが、ライター業を自身の強みにして長く続けるのであれば、後者を目指すのが望ましいでしょう。
ただしインターネット業界は変化が激しく、求められる文章はその都度違います。常にネット市場の情報に目をやりつつ、ライターがどのような仕事を求められているのかを確認して、柔軟に対応することが求められます。
ライター業は在宅でできることから、アルバイトなどにくらべれば報酬は少なめです。ただし本業があっても気軽にできるため、少しでも収入を増やしたい人にはオススメ。近年は内職や副業を希望する人のための仕事紹介サイトもあるくらいですから、上手に利用すればスキマ時間をお金稼ぎに使えます。
しかし常に注意したいのが、仕事にかかる時間と報酬が割に合っているかどうかという点。時給換算したときにあまりに少ない報酬になる場合は他の在宅仕事も検討すべきです。ウェブ用の記事は手軽に書けるものも多いので報酬が少なくてもつい引き受けてしまうライターも少なくありませんが、これではいつまでたっても高収入を得られる状況に結びつきません。安易な広告等に惑わされずに仕事をしっかりと選ぶことも重要です。
ウェブ記事の需要の変化が著しいとなれば、ライター業の仕事内容も十年先には一体どうなっているのかわかりません。しかしそれらを見据えつつ仕事を続けていくことは、非常に楽しみでもありやりがいもあります。自分が十年後までライター業で働くことができるように、文章力を磨いてライターとしての経験値をつんでみましょう。
ネット上にはライターとして仕事をしている人の記事をたくさんみつけることができます。ぜひ参考にしながら、自分なりの文章スタイルを見つけてみてください。