記事をたくさんこなせるようになってくると、時々「これは大喜利かな……」とつい思ってしまうような、1テーマでの大量記事を依頼されることが増えてきます。
例えば「テーマはぎっくり腰で800文字×50記事!」とか、「テーマはO脚で1000文字×20記事!」とか、そんなタイプの記事依頼です。このようなご依頼の場合、主にサイトボリュームアップ用の記事に使うことが多いせいか、テーマは同じで内容の異なるたくさんの記事が必要とされます。
そしてライターがこの記事を書く時につい思ってしまうのが、「これは、もしや大喜利……!?」ということ。
まるで歌丸師匠から「最近はO脚で悩む方が増えているそうですね。そこで『O脚の女性はこうした方がいい』と思うことを自由に披露してください」なんて言われている気に、勝手になってしまうのです。
ただ、この大喜利……ネタが続かない! 5記事くらいは調子よく「O脚というのは生活習慣からくることも多いんですね」「座り方も気にした方がいいですね」「O脚の人はエクササイズをした方がいいですね」なんて(もちろんこのままではありません)続けるのですが、その内ネタが尽きてピタッと筆が止まってしまいます。
そこで筆者がやっている、1テーマ大量記事を書くコツをご紹介したいと思います。
目次
どんな記事を書く時でも筆者が基本のように行っているのが、「書くテーマのメカニズムを知る」ということです。この部分は、とても大事です。例えばテーマがO脚なら、O脚の人ははなぜO脚になってしまうのか?という基本的な部分を調査します。これがわかれば大量記事に一貫性が出やすくなり、かつ基本のところがわかっているため執筆がスムーズになります。
記事を読んでもらう読者が「O脚で悩んでいる人」なら、O脚のどこに悩んでいるのか、なぜ悩んでいるのか、どんな方法でO脚を治したいのかを知る必要があります。そのために参考になるのが、O脚で悩んでいる人のQ&Aです。
Q&Aにはリアルな悩みがつづられているため、O脚で本気に悩んでいる人がどこに困り、どんなシーンで悩みやすいのかがよくわかります。その上で情報を精査して、「自分だったらこう答える」をヒントにして、記事を起こしていきます。
例えばO脚で悩んでいる人なら服装にも悩むはずですし、靴の選び方ひとつとっても悩みが多いはず。このようにO脚だけでなく、そこから伸びている枝葉の問題を追うことで、大量の記事が書きやすくなります。
またサイトのボリュームアップ記事の場合、テーマについての主要な内容(テーマがO脚なら、なぜそうなるのか、どうすれば改善するのか等)については既にメインサイトで説明済みなため、ボリュームアップ記事では「枝葉をどれだけ追えるか」を求められることも多いです。
ネタが尽きやすい「これは大喜利かな……」と思う大量記事でも、テーマのメカニズムを知り、読者の気持ちに添い、ささいな問題でも解決していく提案をしていけば、意外とネタが尽きずにたくさんの記事を書くことができます。
こんなお題で大量な記事を振ったら乱暴者だと思われそう……なお題でも、ぜひ容赦なく記事作成代行ドットコムのWEBライターへお振りくださいね!