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コラム案件 できるwebライターと評価される見出し数とその文字数

webライティングで、案件の多くを占めるのがコラム案件。これを上手に書けるかどうかは、ライター生命に関わるといっても過言ではありません。コラム案件は全体の文字数とテーマのみが伝えられることも多く、見出しの数や見出しごとの文字数にはライターのセンスが問われます。そんなコラム案件で、できるライターと評価される見出し数とその文字数について『Webライターの教科書』がお教えします。

目次

コラム記事を書くポイント

ライターとして評価を得られるようなコラムを書きたいならば、まず、コラムとは何かを知っておきましょう。

簡単に言うと、コラムは事実に基づき読み手に何かメッセージを伝える記事のこと。ずらずらと事実を伝えるのではなく、読み手にメッセージを伝えるための論理的な展開が必要です。

webコラムでは論文のように固くなりすぎず、人が読みやすい文章が好まれます。上手なコラム記事ほど、数字のような根拠が示され説得力があり、なおかつ、さらっと読めて言いたいことがすっと伝わってきます。

かけ出しライターWさん
読みやすいコラム記事を書きたいのですが、見出しの数や文字数に迷います。
おすすめはありますか?
編集者B
依頼者から指定がないと迷ってしまうこともありますね。
だからといって、間違った自己流を続けているとライター評価は下がってしまいます。
かけ出しライターWさん
依頼者に質問したいところですが、
「こんなことも分からないのか」と思われないか不安で……

コラムの総文字数と見出しの数

記事の基本として、文字数が極端に少なくない限り文章の段落が必要です。読みやすく説得力があるコラム記事にするには、いくつかの段落をまとめたものに対して、見出しをつけましょう。

文字数の少ない記事の見出しは、1~2個で十分

指定文字数1000文字以下という文字数の少ないコラム記事は、1~2個の見出しがあれば十分です。見出しが多くなると、箇条書きの延長のようになってしまい、読み物という性質が強いコラム記事にはふさわしくありません。

コラム記事ではめったに見かけませんが、300文字程度の案件ならば見出しをつけないという選択もアリでしょう。

1000文字なら2~3個が平均

読み手が短い時間でさらっと読めて、しっかり内容もあるのが理想的な1000文字のコラムです。コラムとしてはやや短めになりますが、見出しがないとだらだらした印象になり、読み手も疲れてしまいます。

一般的な1000文字のコラムでは、見出しは2~3個。初心者ライターは、導入部分100文字、①本文300文字②本文300文字③本文300文字の配分を目標に書いてみてください。記事末尾にまとめとなる文章も入れましょう。慣れてきても1000文字案件では、見出し1つあたり500文字を超えないように配分しましょう。

2000文字なら3~5個

1記事2000文字のコラムになると、内容に幅と深みを持たせられるようになります。見出しを利用し、メリハリのある記事にしましょう。理想的な見出し数は3~5個ですが、内容次第でもう少し多くなっても問題ありません。見出し数が多いほどライターとして評価されるということはありませんので、不必要に見出し数を増やすのはやめましょう。

かつてより長文が好まれる傾向になっており、3000文字、5000文字という依頼も珍しくありません。2000文字以上の記事は、何個くらい見出しをつけたら良いのでしょうか。

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見出し1つあたり300~600文字を心がけよう

読みやすさ、見やすさを踏まえると、見出し1つあたりの文字数は300~600文字。無理にこの範囲に収めようとする必要はありません。長文記事ほど、読み手がテンポ良く読めるよう心がけましょう。

時として、1つの見出しが長くなってしまうこともあるでしょう。そんな時は、中見出し・小見出しという構成にしましょう。長くなってしまった見出しの中に、小見出しを設ける形です。ちょうど、この記事の『コラムの総文字数と見出しの数』という見出し部分が、それにあたります。中見出しの中に3つの小見出しを設け、リズムを作っています。

ちなみに、三大新聞(読売・朝日・毎日)に掲載されているコラムの文字数が、450~650文字程度。新聞のコラムには見出しがついていません。読んでみると、見出しがないことによる読みにくさは感じないのではないでしょうか。

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webライターがコラムを書く時に、目安となる見出しの数やその文字数について数字で紹介しました。数にきっちり収まらないことだけで不適切な記事とは判断されませんが、ライターの心得として、心に留めておいてください。記事を扱う会社によっても判断が分かれることもありますが、指定がなければ見出し数の判断はライターに一任されていると考えて良いでしょう。

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