メールは、メールソフトがなければ送受信することができませんが、ソフトがなくても可能にしたのがクラウドサービスです。
ネットを開ける環境であれば、いつでもどこでもメールのチェックができます。
この章では、ウェブメールサービスの代表的なものをご紹介します。
Gmail (http://www.google.com/intl/ja/mail/help/about.html)
価格:無料~ 容量:15GB~
Gmailは、Googleが提供しているウェブメールで、Googleアカウントを持っていれば利用できるサービスです。
タグやラベルつけ・フィルター機能などがあり、またPOP3・SMTP・IMAPにも対応しており、自動転送することも可能です。
PC用のメールや他のウェブメールなどもGmailから送受信することができるので、一括管理できるのは大きな利点といえるでしょう。
容量も15GBと大きく、拡張もできる多機能に優れていることからメインアドレスとして、 またサブアドレスとしても、多くのユーザーに利用されています。
契約プラン (https://www.google.com/settings/storage)
Google Drive・Gmail・Google+ フォトで、合計15 GBの無料契約をすることができます。 有料の月契約で容量を大きくすることも可能です。
15GB 無料 100GB $4.99/月 200GB $9.99/月 400GB $19.99/月 1TB $49.99/月 2TB $99.99/月 4TB $199.99/月 8TB $399.99/月 16TB $799.99/月
タグやラベルで徹底管理できる
Gmailは、タグやラベルを使ってのメールの管理機能に優れているという特長があります。
これによって、ビジネス用・プライベート用と分けることができます。
フィルター機能を使えば、自動的にラベル付けもできるので、非常に便利です。
ラベルは自分仕様に作成することができます。また使わないラベルは非表示にすることも可能です。
Outlook.com (http://www.microsoft.com/ja-jp/outlook-com/)
価格:無料 容量:無制限
以前、Hotmailというウェブメールがありました。
多くのユーザーに利用されてきた人気のあったサービスですが、このHotmailを引き継いだのがOutlook.comです。
マイクロソフト社が提供しているサービスであり、同じく提供しているサービス《SkyDrive》との連携機能もあります。 受信トレイもカスタマイズできるので、メールの整理もしやすいのが利点です。
また、Word・Excel・PowerPointといったOfficeファイルの編集ができます。
Officeがインストールされていなくでも編集は可能であり、書式設定にも影響がでることはありません。
ソーシャル機能もあり、チャットができたりツイートをチェックすることもできます。
シンプルなインターフェースでありながら多機能なので、使い勝手はよく、お薦めできるウェブサービスの1つです。
iCloudメール (http://www.apple.com/jp/icloud/features/#ccm)
価格:無料~ 容量:5GB~
iCloudとは、Appleが提供しているウェブサービスです。
iPhoneやiPadなどの標準メールとして搭載されています。
機能性はあるとは言えないのですが、端末からアカウントを設定するだけで簡単に利用可能になります。
プッシュ受信に対応しているため、受信とともに通知してくれるのが利点です。
ブラウザ上からも利用できることから、まさしくクラウドサービスといえるでしょう。 ブ
ラウザ上からは、メールを振り分けることができたり自動返信機能が備わったりしているので 是非活用してもらいたいサービスです。
ストレージプラン (http://support.apple.com/kb/HT5879?viewlocale=ja_JP)
5GBまでは無償で提供されますが、年契約で容量をアップグレードすることが可能です。 (購入した音楽・映画・アプリ・ブック・テレビ番組・フォトストリームは、無料ストレージの容量には影響しません。)
5GB 無料 10GB \2,000/年 20GB \4,000/年 50GB \10,000/年
ブラウザからもアクセス可能
iCloudのサービスは、ios端末だけではなくブラウザ上からでもアクセスできます。 連絡先やメールの管理と、PCから編集したほうが楽な場合などに便利です。
Yahoo!メール (http://promo.mail.yahoo.co.jp/)
価格:無料
Yahoo!メールとは、ヤフー株式会社が提供している無料ウェブメールとして人気の高いサービスです。
ブラウザ上で利用できるこのサービスは、Yahoo!メール以外のアドレスでも、外部メール機能を使うことにより送受信することが可能です。
また、Yahoo!メールをメールソフトで送受信できるPOPアクセス機能が装備されていたり、 別のアドレスに転送する機能も持ち合わせています。 (POPアクセス機能や転送機能は「Yahoo!デリバー」の登録が必須条件です。
Yahoo! BB会員やセキュリティーパック購入者は、Yahoo!デリバーに登録しなくても、POPアクセス機能が使えます。)
メールアドレスの変更を行えたり、スマホやタブレットで利用出来るだけではなく、携帯電話での「モバイル版Yahoo!メール」としても利用が可能です。 利用状況に応じて、メールボックスの容量に違いがあります。
メールボックスの使用可能容量
無料会員:2GB (利用状況に応じて10GBまで増量可能) Yahoo! BB・セキュリティーパック・Yahoo!プレミアム:2GB (利用状況に応じて無制限に増量可能)
迷惑メール対策に特化しているYahoo!メール
登録したYahoo!メールに関連付けて《セーフティアドレス》を作成することができます。 このアドレスは10個まで作成することができ、迷惑メール対策の1つになります。
他にも迷惑メールにフィルターをかけられたり、受信拒否設定・なりすましメール拒否設定など 迷惑メール対策に力を注いでいます。
Yahoo!メール セーフティアドレスツアー(紹介ページ): http://promo.mail.yahoo.co.jp/tour/safetyaddress/