電子メールのこと。当初はeメール(Electronic mailの略)の呼び方が一般的であったが、電子メールの普及が増えてきたことでeメール自体のやりとりが日常的となってきたために、「電子」を表現するElectronicも省略され、単にメールといわれるようになった。
ちなみに電子ではない、いわゆる従来型の手書きの文章は「手紙」と表現されることが多い。
手紙を送る際には住所が必要になるが、電子メールの場合も同じで、それぞれ住所の意味を表すアドレスが用意される。
メールアドレスを提供する会社はプロバイダーとよばれ、複数存在しひとりで複数のプロバイダーと契約し、多数のメールアドレスを持つことも可能である。
これにより仕事やプライベートでメールアドレスを使い分け、上手なやり取りを行うことが出来る。
◆eメールとwebメールの違い
最近ではメールアドレスを無料で提供している会社も多くあり、そのほとんどがwebブラウザ上でメールを扱うwebメール(ウェブメール)です。
これら無料のメールサービスは、フリーメール(タダのメールという意味)と呼ばれています。
電子メールとwebメールのやり取りも可能であり、最近ではどちらも区別なくメールといわれています。
電子メールはメール送受信用のソフトを使いますが、webメールはネットワークにつなぎウェブサイトを閲覧できる環境であればどこでも使用できるため、両方のアドレスを持っている人も多いのです。
フリーメールは登録が無料なため、悪用されるケースも多く迷惑メールなどの被害が増えるとも考えられています。
しかしwebメールの需要は年々拡大傾向にあり、サービスを提供する会社もニーズに合わせてさまざまな対策を行ってきています。
いたちごっこの傾向はネット業界、およびメール業界においてはなくなることはない問題といえるでしょう。