KDPの大きな特徴は、誰でも無料で電子書籍をキンドルストアで出版できることです。
以前は本を出版するとなると、時間や労力を必要とし、やや敷居が高く感じるものでした。
しかし、KDPとして手軽に出版できるようになりました。必要以上に手間暇がかからない分、執筆作業に集中もできるでしょう。
縦書きにも対応、そしてコミックや写真集にも対応したフォーマットが兼ね備えられています。
価格は99円から2万円までの間で設定でき、審査はありますが価格変更も可能です。
また、即座に売上げを確認することができ、印税は最大で70%です。
米国の源泉税はかかるにせよ、登録口座に送金してくれるので手間はかかりません。
個人事業者として法人事業者としてのどちらでも出版は可能です。
そのように出版された書籍は、キンドルストアに登録されると、Amazonの検索対象となるので、多くの人に読んでもらう機会ができるでしょう。
そしてKDPの最大の利点は、自分の書籍が世界中で売れる可能性を秘めているということです。
KDPは日本国内だけではなく、海外のAmazonサイトにも対応しています。
米国を初めとして、イギリス・フランス・ドイツなど、多くの主要国で対応しているのです。
言語も幅広くカバーしているので、日本国内にとどまることがありません。
ですので、日本文化に興味のある外国人向けに執筆するのも良いのではないでしょうか?
例えば、古くから受け継がれてきている日本の遊び、あやとりだったりお手玉だったり、はたまたメンコ・ベーゴマなど…、
そういったものの紹介本などを外国語で解説するのも面白いでしょう。
日本の慣習に興味を持っている外国人も多くいるのではないでしょうか?
もちろん、小説でもエッセイでも自分の感じたままに執筆してもよいのです。
電子書籍を作成する世界観は無限大に広がります。
紙の書籍なら、執筆・出版作業に手間暇がかかります。
また購入する側としても書店に足を運んで調べたり、宅配で注文したとしても住んでいる場所によっては本の代金よりも、はるかに高い送料がかかることもあるでしょう。
海外とのやりとりなら尚更です。
そういった面から考えても、電子書籍は多くの利点を持っています。
余計な手間やお金をかけることがないので海外に在住している人にも手が届きやすい。
だからこそKDPは、自分の執筆した本が世界中の人に読んでもらえる可能性を秘めているのです。