電子書籍のデバイスや端末アプリなど理解しよう

電子書籍

電子書籍を読むために知っておきたい基礎知識

Kindle
Amazonで開発した電子書籍を読むために作られた端末は、2種類あります。

1つは、電子書籍専用リーダーである「Kindle Pepar White(キンドル・ペーパーホワイト)」
そしてもう1つが、タブレット機である「Kindle Fire(キンドル・ファイア)シリーズ」です。

電子書籍専用リーダーの種類と特徴について

~利点~

  • 紙と同じような感覚で読書ができる
  • 強い日差しなどの悪条件の中でも、反射を気にせずに読むことができる
  • 1000冊以上の本を保存できるにも関わらず、非常に軽くて持ち運びが便利、そして快適に読書ができる
  • バッテリーがとても長持ち
  • 複雑なインストールなどは不要なので利用しやすい
  • 機種により携帯電話回線を利用できる

 

~欠点~

  • 専用機なので、仕様の幅が広がらない
  • それぞれの電子書籍リーダーは、その会社のストアしかから購入することができない

 

電子書籍専用リーダーは、Amazon以外からも発売されています。ソニーリーダー・コボ・リディオなどが広く知られているところです。

 

これらの専用リーダーは、目に負担をかけず快適に読書ができるように、e-ink(イーインク)ディスプレイを採用しています。特にKindle Pepar Whiteは、内蔵ライトですので暗い状況の中でも読むことができます。

また、電力を抑えることによって1カ月ほどもの超長時間バッテリーが長持ちます。これについては、スマホやタブレット機を所有している人は、どの位の違いがあるのかが分かることでしょう。
どの場面においても均等な明るさと白さを保つことができる独自の技術。また長持ちする電力によって、電子書籍リーダーとしての魅力を最大限に引き出しています。

 

■タブレットや端末アプリの特徴について

~利点~

  • タブレットは電子書籍以外にも、ウェブサイトを見たりアプリを組み込んだりと、活用の幅が広い
  • 電子書籍リーダーアプリは、無料でインストールできる
  • 電子書籍データのファイル形式はさまざまだが、アプリはそれに対応できるタイプがある

 

~欠点~

  • 組み込んだ専用アプリは、その会社のストアで購入した書籍しか読むことができない
  • 液晶画面なので、目に負担がかかる
  • 専用端末と比較すると重量があるで、長時間の読書は疲れやすい

 

本を読むことが好きな人にとっては、専用リーダーを使用したほうが目に負担はかからないと思いますが、

たまにしか読まないという人にとっては、タブレットのほうが良いかもしれませんね。

色鮮やかな液晶、そしてクリアで迫力ある音響を楽しむことができるので、読書のほかにゲームや音楽・動画も楽しみたいという人には最適です。

 

■ 覚えておきたい注意事項

紙の本は、破棄してしまえば戻ってくることはありませんが、電子書籍は1度購入すれば、削除したとしてもクラウド(サーバー内)に残っています。ですので、いつでも引き出せることができるのです。

さらに電子書籍は、専用リーダーに入れるだけではなく、スマホやタブレットにも入れて読むことができます。

つまり、購入したものは端末に関連するのではなく、登録しているアカウントに関連するので、購入すれば端末を買い変えたとしても買い直す必要は無用です。アカウントさえ同じものを使用していればいつまでも保存しておけます。これをマルチデバイスといいます。

しかし、全てマルチデバイスという訳ではありません。キンドルストアで購入した電子書籍はほとんどのスマホやタブレットで読むことが可能な反面、ソニーのReaderストアで購入したものについては、アンドロイド携帯や一部のアンドロイドOSでしか読むことができません。
(2013年7月現在)

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