パソコンのキーボードで入力可能なテキストや特殊記号を組み合わせて、視覚的表現を用いた絵を作ること。
語源であるアスキー(ASCII)は、コンピューターで使う文字コードの名称。
インターネットを利用した交流の際に、感情表現の一つとして使われることが多く、略してAAと表現されることもある。
顔文字のように、より状況ををリアルに再現したAAのなかには、携帯電話のメール機能などに定型文として組み込まれているものも数多くある。
◆アスキーアートの例
(^_^)v 笑顔とvサイン
(T_T)ノシ 泣きながら手を振る
orz 落胆している様子を人間の体がうなだれているようにみせた表現
何行にも何列にもわたって書かれる様な手のこんだAAもあるものの、使用するブラウザや文字コードによっては見え方が異なりせっかくの絵が崩れて見えてしまうこともあるので注意が必要です。
また、顔文字は見た目的にもわかりやすいものが多いですが、『orz』などはアスキーアートの要素を含みながら、キーボードをすばやく打ちつつ感情を表現することを目的としているため、一般の人には意味が伝わりにくいものが多いといえます。
同じように使うものとしては『w』がありますが、これもメールや実際の会話などにはまず使われません。
AAはその種類に応じて、使用に配慮する必要があるといえます。