文章は難しくない! 誰でも書ける文章テクニック

森の中

文章は誰にでも書けますが「自分だけが理解できるもの」と「他人も理解できるもの」とでは難易度が異なります。

今回は悩むことなく文章をスラスラと書くためのコツをご紹介しましょう。

目次

どこにいてもどんな場合でも文章は書ける

パソコン

文章を書くのに必要なものは何でしょうか。おそらく紙、鉛筆、パソコン、スマホ……などなど、自分が文章を書くのに最もよく使うものを連想する人が多いはずです。

しかし実際には、これらは何ひとつ必要ありません。なぜなら文章を書くときは頭で考えてそれを文字にするのですから、自分さえいればそれでOKなのです。

物が何もない状態でも文章を頭で書けるのですから、これほど便利なことはありません。しかも考えることを頻繁に行って文章を組み立てていれば脳トレにもなります。

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何を書けばいいのかわからなければ今の状況を実況してみる

頭で文章を組み立てるにしても、どんな内容ならいいのかと悩んでしまうのなら、今自分が置かれている状況を実況してみましょう。

例)

これから私は朝食を食べます。
今日のメニューはバターを塗ったトースト、目玉焼きベーコン、サラダ、牛乳、そしてフルーツです。

今、トーストが焼けました。
それではいただきます。

ちょっとたどたどしく感じますが、最初は事実だけをしっかりつなげられればOKです。野球中継などを参考にしてみるとわかりやすいですね。

パソコン

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実況に感想を加えて文章を膨らます

朝食

実況がスムーズにできるようになれば、それに感想やユーモアを盛り込みながら文章を膨らませていきます。これができれば文章の面白さが一気に増しますよ。

例)

これから私は朝食を食べます。
昨日は晩御飯が早かったので、とてもおなかがすいているのです。
今日のメニューはバターを塗ったトースト、目玉焼きベーコン、サラダ、牛乳、そしてフルーツです。

今、待ちに待ったトーストが焼けました。
こんがりと焼けていておいしそうです。
それではいただきます。

最初にあげた例と比べ2文を追加し、「待ちに待った」という言葉も増えました。感想が加わることで読む側に状況をより詳しく知ってもらうことができ、リアリティーも増してきます。

キーボード

このように、自分自身は状況を体験しつつ目で見ているため感想がなくても内容を理解できますが、他人は文章からしか状況がつかめないので、双方で理解度に差が生じるのです。

これが「自分だけが理解できるもの」と「他人も理解できるもの」の違いです。

他人にしっかりと理解してもらうためには、自分が他人の立場となって文章を読み、状況を想像できるかどうかをチェックすることが大切です。

いろいろなことを頭で考え文章を組み立てることで、少しずつ文章力が身についてきます。ぜひ日頃から積極的に文章を頭で書く作業を行ってみてくださいね。