08. スタイルの設定

スタイルシート

1. スタイルシート(CSS)について

次は、スタイルシート(CSS)を利用して、文章の体裁を整えます。
このスタイルシートで、いままで段落設定で設定した見出し1(h1)、見出し2(h2)や本文テキスト(p)の文字の大きさや色などをそれぞれ指定することができます。
ここでは、別ファイルのスタイルシートを記述して、そのスタイルをXHTMLファイルにリンクさせますが、XHTML内にスタイル属性を記述してスタイルを設定することも可能です。

スタイルシート(CSS)について

2. スタイルシートを新規作成

まず、ブックブラウザー内の「Styles」フォルダを右クリックして、「空のスタイルシートを追加」を選びます。

スタイルシートを新規作成

3. 空のスタイルシート

新しいスタイルシートが「Style0001.css」という名前で「Styles」フォルダ内に追加され、空のスタイルシートが開かれます。開かれない場合は、ブックブラウザーの「Styles」フォルダ内の該当のファイルをダブルクリックすると開きます。

空のスタイルシート

4. スタイルシート(CSS)の基本

CSSを書き始める前に、スタイルシートの基本的な記述方法について説明します。
見出し(h1) の文字を標準の文字サイズの2倍のサイズ、太字、中央揃えにする場合、スタイルシートで次のように入力します。

スタイルシートの基本1

スタイルシートの基本2

スタイルシート(CSS)の詳しい記述方法や詳細については、関連書籍やウェブサイトなどを参照してみてください。

5. スタイルの入力

それでは実際にスタイルシートにスタイルを入力していきましょう。
スタイルシートに直接入力するか、テキストエディタで入力して、Sigilのスタイルシートに貼り付けします。 また、記述はすべて半角英数を用いてください。
入力せず、この見本テキスト(style_sample.txt)をコピーしてスタイルシートに貼り付けしてもかまいません。

スタイルの入力

/* と */ の間のテキストは実際のスタイルには影響せず、CSSに対するコメントや説明になりますので、覚書として自由に書き込んでください。また、このコメント部分については、半角英数以外の文字を入力しても問題ありません。

6. スタイルの適用(1)

次はこのスタイルシートを実際のコンテンツ(XHTMLファイル)に適用します。
スタイルシートを適用することで、一度にスタイルを変更できます。
ブックブラウザー画面から適用したいXHTMLファイルを全て選択し右クリック、「スタイルシートにリンク」を選びます。

スタイルの適用(1)

7. スタイルの適用(2)

「スタイルシートにリンク」の画面が開きますので、該当するスタイルシートにチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックします。

スタイルの適用(2)

8. スタイル適用の確認(ブックビュー)

スタイルが各XHTMLファイルに適用され、見出し1と見出し2の文字の大きさや色が変更になりました。ここでは、枠線なども適用されています。

スタイル適用の確認

9. スタイルの確認(コードビュー)

また、コードビューで適用されたXHTMLファイルを表示すると、スタイルシートへのリンクが記述されているのが確認できます。
この記述は、XHTMLファイルのヘッダー部分にあります。

スタイルの確認

10. クラスを手動で設定(1)

画像の位置などについては、手動でクラスを指定していく必要があります。
ここでは画像にクラスセレクタのrightfloatを適用するように設定します。

クラスを主導で設定(1)

11. クラスの適用確認

<p>タグにクラスを入力後、ブックビューに切り替えて、表示を確認してみてください。スタイルシートのクラス(rightfloat)が適用され、画像が右側に移動し、同時にテキストが周り込み配置になりました。

クラスの適用確認

12. EPUBファイルの保存

スタイル適用後にも、一旦EPUBファイルを保存しましょう。

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