ライター業で気を使うこと

ライターという職業はネット業界の普及にあわせて需要が増えています。もちろんライターといってもその仕事内容も実力もさまざま。今回はライター業を営む上で心がけたいこと、気をつけたいことなどをまとめてみました。

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書くことだけがライターの仕事ではない

2016.04.11

目次

「何のライター」なのかをハッキリしておく

ライター業は「文章を書くこと」を生業としていますが、その内容は人によっておおきく異なります。そのため他人に職業として説明するときは「ウェブライター」や「コピーライター」などといったように「何のライターか」を補足する言葉を付けるのがいいでしょう。

もし「○○ライター」といわずに「ライター」とだけ言ってしまうと、相手から必ずといっていいほど質問されるでしょうし、横文字が苦手な人なら「火をつけるライター」と勘違いされてしまうかもしれません。近年は横文字の職業が増えていますが、正直なところ何をやっているのかよくわからない職業が多いのも事実。ライターという職業も認知度が高まっているとはいえ、仕事内容がすぐに連想できるほどにはいたっていないでしょう。文章を扱う職業についている人間として、相手を悩ませてしまうような説明は避けたいものです。

芝生

「文章だけを上手く書けばいい」はNG! ライターに求められている「文章力」以外の必須能力・3つ

2016.04.01

日本語以外は使わないで文章を書く

近年はカタカナ用語(英語などの外国語、和製英語、IT用語などいわゆる横文字)を頻繁に日常会話や文章に利用する人が増えています。これはインターネットの普及により国外との交流が増えたことが理由のひとつといえそうですが、新しいカタカナ用語は年々増える一方。しかも一部の人はよく使うけれど、実は一般的な認知度は低いカタカナ用語も多いため、多用しすぎると何を言いたいのかわからない文章が出できあがってしまいます。

言葉を多く知っていることはライターにとっては強みでもありますが、それをどう使うかは大事なポイント。読んでいて意味のわからない言葉があるのは、万人向けの読み物としてはふさわしくありませんから、文章を書くときは「日本語以外は使わない」位の気持ちで挑むのがいいでしょう。

上記2点を常に意識しながら仕事にはげめば、自分がライターという職業で何を伝えたいのか、何を目指したいのかが明確になっていくはずです。今すでにライター業をしている人も、これからライター業を目指す人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。