毎日のように締め切りに追われているライターには、定休日はありません。
自分で休日を決められるのが大きなメリットですが、環境によっては休みの日でも仕事のことが気にかかる……ということもありますよね。
今回は私が実践している「休日に仕事モードをオフにする方法」について、3つご紹介します。
目次
休みと決めたらスケジュールは一切見ない
会社員には土日祝日などの決まった休みがありますが、フリーランスのライターにはありません。
誰かが「休んでいいよ」と言ってくれるわけではないので、自分で休みの日を決める必要があります。
でも「今日は休日だ!」と思っても、仕事モードから休みモードに頭が切り替わらないこともありますよね。
そこで私が実践しているのが、休日はスケジュールを一切見ないという方法です。
仕事の予定やプライベートの予定は、全てクラウド上のスケジュールアプリに入れています。
パソコンからはもちろんですが、スマホやタブレットからも見ることができて、とても便利です。
しかし休みの日にスケジュールを見てしまうと、どうしても「明日は午前中にこの仕事をやって……」などと考えてしまいます。
そうすると、せっかくの休みなのに頭が仕事モードに入ってしまいます。これでは「休日」の意味がありませんよね。
そのため、休日はスマホからもタブレットからもパソコンからも、スケジュールは一切見ないようにしています。
見るとどうしても仕事のことを考えてしまうため、体は休まっても心が休まらないからです。
多くの締め切りを抱えているときほど、つかの間の休日は心も体もしっかりと休めるようにしています。
新規依頼や発注が来ても、その日は対応しない
自分が休みの日であっても、それが平日だとクライアントは稼働しています。
そうすると、仕事の依頼や発注書がメールで送られてくることもしばしば。
仕事の依頼が来たら、本来ならすぐにでもスケジュールを確認し、引き受けるかどうかの連絡をしますよね。
でも私は、休みの日にはできるだけ対応しないようにしています。
なぜかというと、仕事の依頼が来て、データの確認をして、スケジュールを調整してメールの返信をして……とやっていると、仕事をしているときと変わらないからです。
自分の休日はクライアントが知る由もないので、新規依頼や発注のメールが来ること自体はありがたいことです。
しかし、そのメールに対応し始めると、せっかくの休日がなし崩し的に終わってしまいます。
「自分の休日でも新規依頼には対応する」という姿勢は、ライターとして立派だと思いますが、休むのも仕事のうちです。
たまにしか休めないくらい忙しい場合、その忙しい合間を縫って作った貴重な休日なので、その日くらいは仕事から離れたいですよね。
そのため、緊急性のある用件以外は、次の日に対応するようにしています(※フリーランスとしては駄目な対応かもしれませんが……)。
パソコンから離れる
休日に仕事モードをオフにする一番の方法は、パソコンを立ち上げないことです。できれば、パソコンが目に入らない場所に行くのがおすすめです。
ライターの仕事道具として、パソコンは必須です。パソコンがないと仕事ができないので、大事な相棒ですよね。
しかし、休みの日にネットサーフィンをしたくてパソコンを立ち上げると、どうしても気になるのが仕事のこと。
パソコンを立ち上げてしまうと、見なくてもいい仕事のスケジュールなどが見られるので、ネットサーフィンのつもりが仕事を始めていた、ということもあります。
これでは休みの日を作った意味がありません。
休みの日はパソコンを立ち上げないことはもちろん、視界に入らないようにするため、外出するのが一番効果的です。
普段は家にこもって仕事をしているため、たまには外の空気を吸うことも大事です。
気分転換にもなるし、精神的にもリラックスできるので、次の日からの仕事がスムーズに始められます。
まとめ
「休日に仕事モードをオフにする方法」として、個人的に実践している方法についてご紹介しました。
フリーランスという立場は、休めば休むほど収入が減るので、休むことに罪悪感を覚えがちです。
しかし、休めるときはしっかり休まないと、仕事のパフォーマンスが下がってしまいます。
休日でも仕事のことが気にかかってしまう人に、これらの方法が役に立てば嬉しいです。