あーーーーもう無理!! 仕事の量が多すぎて、心が疲れたときに実践したい考え方・3つ

机

ライターの仕事は、常に納期に追われています。依頼の量が多いと、朝から晩まで記事の執筆をすることもありますよね。

そんな状態が続くと「もう無理!!」と心が悲鳴を上げることはありませんか?

でも納期は待ってくれない……そんな疲れた心を少しでも楽にする考え方について、ご紹介したいと思います。

目次

最初に「あと○本」はあえて考えないようにする

1日で書かなければいけない量が多いと、最初の1本に取りかかるときに「あー、今日は8本か……」なんて考えてしまい、憂鬱になることもありますよね。

いくら文章を書くことが好きでやっているとはいえ、体力や心にも限界があります。

そんなときにおすすめしたいのが最初の1本の時点で「あと○本、と考えないようにする」ということです。

たとえば1日8本だとして、午前中に5本、午後に3本、という予定を立てていたとします。

朝イチでパソコンに向かって最初の1本を書くときに、なるべく無心になって、まずは最初の1本を書き上げることに集中します。

最初の1本が終わってちょっと休憩したときに「あと7本もあるのか……」と思うと、先が長いのでイヤになってしまいますよね。

「今日中に終わるだろうか」という不安を感じることもしばしばです。

数字

そこで実践したいのが「あと○本、と数えない」という考え方です。

あえて終わりを見ないようにして、今日こなさなければいけない本数のことは忘れて、1本1本を書くことに集中しましょう。

1本書くたびに「あと○本……」とカウントしていると、時間配分なども気になってだんだん心が追い詰められていきます。

全体で「今日は8本」と考えるより、「とりあえずこの1本」と考えて書いていくと、不思議と書くのが苦痛ではなくなります。

気が付けば午前中で5本終わっていて、そこで初めて「あと3本」と考えると、ものすごい楽勝な気持ちになりませんか?

納期の問題もあるので、1日でこなさなければいけない量を把握するのも大事ですが、そればかりにとらわれているとしんどい気持ちの方が大きくなってしまいます。

最初の1本を書くときは、残りの本数をあえて数えないで、1本ずつ書くことに集中した方が、心もだいぶ楽になります。

時間に余裕があるなら、あえて午前中は休んで心を休ませる

ちょっと大胆ですが、時間に余裕があるときにおすすめしたいのが「午前中は休む」という方法です。

1日のペース配分を考えると、午前中に多く本数をこなして、出来れば夕方には終わらせたいですよね。

でもまともな休みも取れずにずっと朝から書いていると、急に書けなくなることがあります。言葉がすらすらと出てこないのです。

それは心が疲れている証拠。毎日大量の記事を執筆していると、体はもちろん心も疲れてしまいます。

心の疲れを取るのに一番有効なのは、やっぱり休むことです。

マグカップ

どうしてもやる気が出なかったり、パソコンに向かったものの言葉が出てこない、というときは、思い切って午前中はゆっくり休んで英気を養い、午後から仕事に取りかかってみましょう。

このとき気を付けたいのが「今日は○本あるのに、休んでる場合か」など、残りの仕事のことを考えて自分を責めたり、休むことが悪いことのように考えてしまうことです。

どんなに仕事ができる人でも、休みがなければいつか倒れてしまいます

空を飛び続けている鳥が電線で羽を休めてまた飛び立つように、ちょっとした休みは次の仕事への力になります。

「休むこと=悪」という考え方を持っていると、どんどん心が追い詰められて疲弊してしまいます。そんな状態ではいい文章なんて書けないですよね。

「休むこと」は「悪」ではありません。次の仕事への力を溜めるためにも、休むということはとても大事なことです。

心が疲れていると思ったら、出来る範囲で休みを取って、心をリフレッシュしましょう。

1本書くごとに自分を褒める

意外と難しいのが「自分で自分を褒める」ということです。自分に厳しいタイプの人は、たとえば一つの仕事をやり遂げても「自分の力じゃまだまだだ」と思ってしまいがちです。

それでも会社に勤めていれば、上司から褒められる機会もあるでしょうが、ライターの仕事は「人から褒められる」という機会がとても少ない職業です。

特に在宅でやっていると、人とのかかわりが極端に減るので、褒められるどころか会話さえありません。

ブーケ

そこで提案したいのが「1本書くごとに自分で自分を褒める」という考え方です。

人は自分が頑張ったことに対して、評価が得られないと不満を感じます。

個人でやっているライターの仕事は、特にそういった「評価される」という機会が少ない仕事です。

どれだけの本数をこなしても、どれだけ調べ上げて満足のいく記事を書いても、誰かから「今回の記事、良かったよ」なんて言われることはほとんどありません。

「修正依頼が来ない=まあまあの出来だったのかな」と判断しているライターも多いのではないでしょうか。

本来なら編集者からきちんとしたフィードバックがほしいですよね。

そうは言っても、編集者も忙しいのでなかなかそこまで手が回らないこともあります。そして評価の得られない仕事を黙々とやっていると、精神的にもどんどんつらくなってしまいます。

そんなときに自分のことを褒めてあげられるのは自分だけです。

1本書き上げるごとに「よし! 結構いいのが書けた! 私もやるじゃん」など、自分で自分を励ましましょう。

在宅ライターの仕事は、孤独との戦いです。そんな孤独感にさいなまれ、心が疲れてしまうことも多々あります。

誰も褒めてくれないなら、自分で自分を褒めればいいんです。自分を褒めて自己暗示をかけると、精神的にもだいぶ楽になりますよ。

まとめ

「心が疲れたときに実践したい考え方」について、3つにまとめてご紹介しました。

頭の中から出てきた言葉を操って記事にするライターの仕事は、精神的に疲れてしまうとなかなか進みません。

「あと○本」カウントダウンをやめて、時には長めの休憩を取って、自分を褒めることで疲れた心を癒してあげましょう!