ネット上には、様々な文章があふれています。読み手に「もっと読みたいなぁ」と思わせるためには、文章が持つ「雰囲気」も大事! 文章依頼時にも、「○○な雰囲気でお願いします」と言われることも多いです。希望通りの文章を受け取るためには、非常に有効な指示ですが、ときにはライターを戸惑わせることもあるんです……。
目次
単純明快!
これまで、私が作成させていただいた文章の中で、最も戸惑ったのが、こちらの指示。
<読み手を「クスリ」と笑わせる文章で>
非常に明快! 顧客が求めている雰囲気を、一言で表現してくれています。
そうですよね~。
思わずクスッと笑っちゃうような文章なら、「もっと読みたい!」気持ちも、強く刺激されるはず!
例えば「金融コラム」なんかだと、「雰囲気カチカチしっかりイメージ」の方が良いのでしょうが、「OLさんに、仕事の合間に手軽に読んで欲しい!」というコラムだと、「カチカチ」だけじゃあちょっと……と思ってしまいますよね。
自分の普段の「ネット行動」を思い返してみても、間違いなく、そう!
お堅いだけのコラムには、正直魅力を感じづらいものです。
でもねぇ……。正直なところ、「クスリ」と笑わせるって、かなり難易度、高くないですか??
お笑いに関しては、素人です。
このタイプの記事作成で、間違いなく最重要視しなければならないのが、文章が持つ雰囲気です。
読み手が、クスッ。
あくまで、クスッ。
間違っても、「ギャハハハ~!」では駄目なんです。
これでは、「仕事の合間にこっそりとコラムを読みふけっていたOLさん」を、思わぬピンチに陥れてしまうことになります。
「クスッ」なら上司をごまかすこともできるでしょうが、「ギャハハハ~」では無理ですよね。
彼女の職場でのイメージも、一変してしまうでしょう。
そんな読み手の状況まで想定してなのか!?
意外と奥が深い、今回の指示。
言うまでもありませんが、私はお笑いに関しては全くの素人です。
いやいや……プロのお笑いの方だって、計算で相手を「クスリ」とさせるのって、結構難しいんじゃないの!?と思ってしまいます。
それでも書きます。ライターだから。
こんなことを、こっそり心で思いながら。(いや、今回大暴露しちゃっていますが。)
それでも書きます。
「求められる記事」を書くのが私のお仕事なので、「クスリ」と言われたら、「クスリと笑える」記事を書きます。
いや、正確には……「クスリと笑ってもらえるのではないか」と思う記事を、頑張って書きます。
こんなときに、大切なのは「勢い」です。
計算で笑わせる……なんて高度な技は持ち合わせておりませんので、自分が思わず笑っちゃうようなテンションで、一気に書き上げてしまいます。
もしかしたら、ときにはちょっと暴走しすぎて、「クスリ」が「うふふふ」くらいになってしまっているのかも!?
今のところ、やり直しを命じられたことはありませんが……読み手のOLさんが、計算通り「クスッ」と笑ってくれることを、祈るばかりです。
こんな依頼に完璧に応えるためには、「お笑い」に関する知識も必要!
ライターのお仕事って、やっぱり奥が深いなぁ……と思ってしまいます。
さてさて、「困った風」記事として紹介してしまいましたが、雰囲気指示は、ないよりもあった方が助かるのが本音! どんなに難易度の高い指示でも、出来る限り近づけていこうと、日々頑張っていますので、どうぞ遠慮なく記事作成代行ドットコムまでご相談ください。