現在の一般的な雇用方法や働き方では、妊娠・子育てしながら働くのはやはり女性の体にも精神的にも大きな負担がかかるもの。
例えば現在、立ち仕事が中心のお仕事をされている方、フルタイムで仕事をしている方、希望しても配置・配属転換を受け入れてくれない職場、人員不足でなかなか仕事を休めない職場などで働いているなら、正直「もう限界……」と思うことも多いのではないでしょうか。
目次
”フリー”という働き方
子供を産み、育てるという当たり前のことが、こんな些細な職場環境の問題、仕事の問題だけで難しくなってしまうのが、働く女性の現状です。
そして、こんな問題に直面した時に女性が考えるのが、職場環境の改善を訴えること、そしてもう1つは体に負担の少ない仕事や育児しながらでも無理なく働ける職場を選び、働き方を変えるという、2つの方法ではないかと思います。
後者の場合のひとつの選択肢として「在宅ワーク」を選ぶママさんもいます。実際、記事作成代行ドットコムでも働くママさんが多数活躍しています。
そこで在宅ワークはその他の仕事に比べてどんな問題があるのか、またその実情はどんなものなのかなど、子育てと仕事をうまく両立したいという方のために、フリーという働き方の現状についてご紹介したいと思います
- フリーは「雇用保険」「社会保険」がない
- フリーになるなら考えたい、「年金」と「健康保険」のこと
- フリーはどうしてる? 「確定申告」のこと
- 定期貯蓄が難しい!? 「貯金」のこと
- フリーランス・在宅ワークの実情とは?
まずは在宅ワークの問題点「雇用保険がない」「社会保険がない」をどうするか考えよう
在宅ワークを検討されている方に、まず知っておいてほしいことがあります。
それは在宅ワークの場合、基本的に業務委託契約・請負契約を業者と結んで報酬をもらうという、いわゆるフリーランス系の仕事が多いということです。
そのため雇用されて働く場合と違って雇用保険や社会保険がありません。
社会保険については働くママさんに限っては、一定の収入範囲内なら扶養に入れる場合もあります。
社会保険の扶養対象になるかどうかは旦那さんの勤めている会社に確認してみましょう。
またフリーランスで働く人が万が一ケガや病気で働けなくなった場合に、収入を保証してくれる民間保険・所得補償保険もあります。
フリーランスで働く人に万が一ケガや病気で働けなくなった場合に収入を保証してくれる所得補償保険には、日立キャピタル損害保険の「リビングエール」、ライフネット生命の「働く人への保険」など長期保証してくれるものがあります。
ただし上記所得補償保険には長い支払対象外期間が設けられていたり、さらに全く働けない状態で医師の診断書がないと保険金がおりなかったりなど条件が多々あります。
通常の医療保険や小規模企業共済など、いざという時の備えとして利用できる保険や共済等と所得補償保険とを比べてみて、また補償してもらえる条件や内容等もしっかり読み込んで利用価値があるかどうかを検討してみるとよいでしょう。
「年金」と「健康保険」をどうするか考えよう
働くママさんの場合、年金と健康保険は旦那さんの扶養家族として社会保険に入ることが可能な場合もあります。
ただし得た収入が社会保険の認める扶養範囲内におさまらなかったり、旦那さんの入っている健康保険組合が「個人事業主は被扶養者の対象外」としていたりすることもあります。
そんな時は国民年金と国民健康保険に加入し、自らの費用は自らで払わなくてはなりません。
ちなみにフリーランスの場合は国民年金と国民健康保険に入ることになり、この2つの費用がかかることになります。
また年金の場合は国民年金に上乗せし、下記のような仕組みの年金・共済に加入する方もいます。
フリーランスの方がよく追加で加入を検討する年金・共済には下記のようなものがあります。
- 付加年金
- 国民年金基金
- 小規模企業共済
- 個人型確定拠出年金
将来のことを考えて追加加入が必要かどうかを検討し、もし必要であれば加入してみましょう。
「確定申告」をどうするか考えよう
フリーランスで働く場合、年末調整はないため自分で確定申告を行わなければなりません。
個人事業主としてすでに開業済なら白色申告か青色申告の10万円控除コース、65万円控除コースの3つの中から選んで確定申告をすることになります。
また記事作成代行ドットコムのみでライターとして働く場合は、管轄する税務署によって判断はわかれる可能性もありますが、家内労働者として家内労働者等の必要経費の特例を受けられる可能性もあります。
いずれにせよ、自分がどの方法で確定申告を行うのかも決めなくてはなりません。
それによって支払う税金額がかなり変わってきますので、年金や保険と同様に決めておく必要があります。
また旦那様の会社が年末調整時期に入った時、フリーランスの場合は収入がまだ確定していない時期に入るため、配偶者控除・配偶者特別控除を受けたい場合にどうすればいいのか判断に迷うことがあります。
あらかじめ旦那様の入っている会社や社会保険組合へ問い合わせておきましょう。
「貯金」をどうするか考えよう
毎月決まった収入が入ってくる給料制の労働者とは違い、フリーランスは当たり前ですが毎月入ってくる収入が変わってきます。
そのため定期預金等の一定額を毎月貯蓄するタイプの貯金では、支障が出てきてしまう場合があります。
定期預金なら積立金の増減が可能なもの、積立金の引き落とし時に万が一残高不足でも対応してくれるものを選ぶといざという時に安心です。
またフリーランスで老後のために貯蓄する場合は、どこに貯蓄するかでお得さがかなり変わります。
例えば小規模企業共済を使って老後のための貯蓄をするなら、貯蓄するために支払う掛金が所得控除の対象になるため税金対策になります。
フリーランスは収入が不安定で貯蓄が難しい反面、貯蓄しながら節税できるというお得な貯蓄方法が選べます。
フリーランス・在宅ワークの実情とは?
フリーランス・在宅ワークは一見収入も不安定で安定した生活基盤をつくるのが難しい働き方のように見えますが、実はメリットもたくさんあります。
特にメリットを強く感じるのが、税金対策の面ではないかと思います。
ただしフリーランス・在宅ワークのお仕事の中から「WEBライター」を選んだ場合、他のフリーランスのお仕事と違って少し損なところもあります。
それは仕事の大部分が家で完結してしまうため、固定費(家賃や光熱費、通信費用など)以外で発生する必要経費が書籍費やソフト代、PC維持費用以外にほとんど発生しない……という面です。
必要経費があまりかからないため、WEBライターはフリーランスとして働き始めたばかりの人にとっては始めやすく続けやすいお仕事です。
しかし本気で稼ぎ出すようになると必要経費がかからない分所得が増えてしまうというデメリットがあります。
たくさん稼ぐ人の中にはWEBライターと並行してインターネット通販などの各種個人事業等、一定の経費が発生しつつ収入が得られる仕事を同時に行っている方もいます。
また給料制のお仕事をしながら、副業としてWEBライターをしている人もいます。
収入が一定以上にふくらんできたら何が必要経費に入れられるのか、税負担をどうすれば抑えられるかなど働き方や回避手段を検討しつつ進めるとよいでしょう。
安定した収入・雇用をキープするのが難しいフリーランスですが、自由に収入を得る手段を得られて、支出を抑える手段を自由に設定できるのがフリーランスのメリットといえます。
頭もたくさん使いますが、その分自由度が高く、自分の人生やライフスタイルも自由に作り上げることができます。
働くママさんはお金のやりくりに詳しくうまい人も多いため、パートで働くよりも実はフリーランス仕事・在宅ワークに向いている人が多いかもしれません。
配偶者控除の見直しや、厚生年金の加入条件が一定条件を満たすパートまで広がることで社会保険の扶養範囲が狭くなり、これから働くママさんの環境が一変する出来事が増えてきます。
ぜひフリーランス・在宅ワークで働くという選択肢も増やしてみてはいかがでしょうか?