ライターとしてのお仕事は、クライアントの希望を叶える記事を書くこと。これが鉄則です。もしもこれを忘れてしまえば……その文章はただの「自己満足」になってしまうでしょう。日々冷静に、「顧客が求める雰囲気」を踏まえて、望まれる記事を書こうと努力をしているのですが、思わぬところで弊害が出てしまうケースもアリ! 今回は、想定外のところで「書けない!」と思ってしまった、ライターの本音を紹介します。
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ライターは書くことが得意??
文章を書くことをお仕事にしているわけですから、「書くことが得意」と思われることも多いものです。確かに得意・不得意を問われると、「得意」ということになるのかもしれませんが……日々、仕事としてのライティングをこなしていると、ライターとしての「書き方」が習性になってしまうもの。ライターによって異なるでしょうが、私の場合「自分のことを書くのが苦手」という状態に陥ってしまっています……。日常的に、文章に「条件」が設定されることが多い、このお仕事。いざ「自由に書いていいよ!」と言われると、戸惑ってしまうのですね。
本音を暴露
実は、この記事も「自由に書いていいよ」と言われた記事の一つです。ライターとしての日常や本音を、好きなように書いてくださいと言われているのですが……正直、「何を書けば良いのかな?」と思うこともしばしば。(毎日地味に過ごしております……。)今回はついに、そんな風に感じている「ライターの本音」まで暴露してしまいました(笑)ちなみに、この記事の依頼文字数は1,000文字以上なのですが、ここまで書いて、500文字ちょっと。ちょうど半分ですね。この後どう展開させていこうか……迷ってしまいます。
「なんでもいいから、面白いこと」?
さて残り半分の展開を迷った結果、私が「自由に書いていいよ」と言われると、戸惑ってしまう原因を分析していくことにします。興味のある方は、ご覧ください!
「自由に書いてもいいよ」と言われても、「仕事」は「仕事」。読んでいて「面白いなー興味深いなー」と思わせる必要があるわけです。むしろ、「情報コラム」や「商品紹介記事」よりも、その傾向は強いはず! 「自由に書いていいよ」=「なんでもいいから、面白いものを書いて」という側面も強いのではないでしょうか。「面白いかどうか」は、人それぞれ判断基準が異なる物差しで、上を見たらキリがない……。こんな気持ちが、私を戸惑わせるのかもしれません。
さて、ここまでで850文字。締めの文章を書くと、ちょうど良いおさまりになりそうですね。今回も出来上がったこの1記事。チェックの段階で依頼主の方に、「この記事に価値なし!」と弾かれなければ、サイトに掲載され、報酬を頂くことになります。正直「こんなことまで書いて良いのか!?」という気持ちもあるのですが……おとなしく審判の日を待つことにしましょう。